2018年06月14日

授業をやっても、誰も聞いて居ないむなしさ

 某専門学校で、統計学の授業をやっているのだが、3時間の授業で、教科書として使用している本の図表が、おかしい、という指摘を何回もやった。
 グラフの書き方がおかしく、また、その読み取りには注意が必要だ、ということで、最小自乗法で引かれた直線に関するものであるのだが、(この本は、内容は易しいが、コマンドを入れるだけで実行できてしまうし、理論の説明が不十分で、計算法などの間違いが数十カ所ある(単なる誤植では無い)というものだが、レベルの都合で使っている)
 その図のおかしいところ、読み取り法の注意を3時間の間に、5回ぐらい繰り返した。
さすがにくどいと思うだろうけれど、授業の最後に、「私の指摘した問題点を説明せよ」ということを書かせたら、20人中3人くらいしか、ちゃんとした解答が無くて、残りは、全くの的外れ、かすっても居ない。
 つまり、3時間に5回話したことは、全く理解されていない、というより、全く聞かれていない、ということである。
これから社会に出て働くに当って、細かな計算や事項の暗記より、統計学の基本概念の理解が重要であると、何十回も言っているが、結局聞かれていないようだ。

 こういう学生達が就職してまともな仕事をする事が出来るのか、疑問であるのだが、私は雇われ講師なので、授業内容に関する議論には参加出来ない。既に教科書記述が間違いだらけで、著者が統計学を良く分かっていないと思われる、とは、伝えて有るのだけれど。

 残念なことばかりである。
posted by UFO教授 at 00:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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